2021年4月から9月の期間で全24話の2クールにかけて放送された『東京リベンジャーズ』
TikTokなどでマイキーの名言「ひよってるやついる?」がバズりにバズったのでこのセリフだけ知ってるという人も多いはず。
実際に私めにーが全24話を見ての感想、評価をしていきたいと思います。
若干批判的な内容や本編のネタバレも含みますので予めご了承ください。
目次
アニメ『東京リベンジャーズ』とは
人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。
『東京卍リベンジャーズ』アニメ公式HPより
中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、
最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。
事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは
何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、
目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。
人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、
恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、
人生のリベンジを開始する!
不良もの×タイムリープといった斬新な作品です。
不良たちのケンカでのバトルシーン。
過去を変えてヒロインを救われる世界線に徐々に近づけていくタイムリープ要素。
その2つの要素に興味がある方は、作品の内容も楽しめるハズです。
また個人的には東京リベンジャーズはキャラ萌え作品の側面が強いと思っています。
アニメ公式のキャラ紹介ページからキャラクターの見た目や声優さんをチェック。
気になったキャラ&声優さんがいたら取りあえず気楽に見てみるのも結構アリな選択肢です。
この私もドラケンの見た目が好きだったので試しに視聴して・・・という入りでした。
アニメ『東京リベンジャーズ』で良かった2つのポイント
キャラがカッコ良い
東京リベンジャーズのウリはやっぱりキャラクターのカッコ良さに尽きると思います。
カワイイ見た目とは裏腹に喧嘩になると恐ろしいくらいに強い総長のマイキー。
そんなマイキーをサポートする懐のデカさが漢過ぎる副総長のドラケン。
などなど・・・・。
見た目のカッコ良さに加えて個性的な性格が各キャラを彩っていて、東京リベンジャーズ自体を非常に映えた作品にしています。
個人的に、出て来た登場人物1人1人余すことなく好きになれたなと感じています。
ただ1人を除いては・・・ですが(このキャラについては後ほど)。
特に場地くんは個人的な推しキャラ筆頭ですね。
センター分けのロンゲという見た目も好きですし、物語中の動向もカッコ良かったので。
何回もやり直しが出来ないタイムリープの緊張感が良い
主人公のタケミチ君が元恋人である橘日向(たちばなひなた)を救うため、過去の東京卍會の抗争に介入。
タイムリープを繰り返して橘日向が生きている世界線を目指す!
『東京卍リベンジャーズ』はそんなバチバチのタイムリープアニメです。
現実感が強いヤンキー物にタイムリープというSF要素を掛け合わせるという、かなり斬新な作品。
過去を改変して未来を変えるといったSF要素が好きな人には見てもらいたい作品の1つです。
また東京リベンジャーズのタイムリープは過去で経過した時間を再度やり直しは出来ないという設定となっています。
その為何回でもタイムリープして成功するまで繰り返しというリセマラ戦法が使えないので割と緊張感があるのが面白い点だなと感じました。
アニメ『東京リベンジャーズ』で悪かった2つのポイント
主人公の武道(タケミチ)がイライラする件
私が『東京リベンジャーズ』を両手を上げて絶賛できない理由の95%がこの理由です。
とにかく主人公のタケミチ君の言動に腹を立ててしまう事がかなり多かったです・・・w
そのパターンは2つあり、1つ目はタイムリープ先でのミッションを優先し過ぎてタケミチ君が空気を読めない行動をする点です。
例としては「周りの空気を呼んで上手にミッションを遂行すればいいのに、いきなり標的をぶん殴ってバッシングを喰らう。」といったもの。
そんな突拍子もない事をする頭の悪さにちょっとイラっとしてしまいましたね、私は。
2つ目がタケミチ君の心がすぐ壊れるという点。いわゆるメンヘラ気質。
これに関してはほぼワンパターンで以下の通りです。
- タイムリープ先(過去)での東京卍會でミッションを行う
- ミッション失敗しそうになる
- 「僕は何も出来ないクズなんだ」と勝手にメンタルが壊れる&すぐ泣く
- 周りの励ましで復活する
この③番目の瞬間が度々見られて、その度にタケミチ君にムカつくという事を私は繰り返していました。
マイキーやドラケン達といったトーマンのメンバーがカッコ良い為か、余計にタケミチ君の女々しさが目立つという悪循環でしたね・・・
物語の中心である主人公にムカついてしまうのが『東京リベンジャーズ』の欠点だと私は感じてしまいました。もちろん個人差はあると思いますが。
握手でタイムリープが出来るという設定の強引さ
タケミチ君と橘直人(橘日向の弟)が握手する事で過去と現実を行き来出来るというのが東京リベンジャーズのタイムリープシステムです。
この設定、冷静に考えるとツッコミどころしかありません。
「どうして握手しただけでタイムリープが出来るの?」という誰しもが抱く疑問。
これに対しての回答が今のところ本編では全くありません。
タイムリープ出来るものは出来る!という力技で納得するしかないのが現状です。
直人が実は未来人!みたいな超強引でもいいからそういう設定が欲しいなと私は思いました。
東京リベンジャーズはあくまでトーマンの過去と未来の繋がりを楽しむもの!
なので細かい事を気にしたら負けです!
ってあまり納得できないけど仕方ないよなぁ・・・
アニメ『東京リベンジャーズ』の評価(めにあにめ的評価)
『東京リベンジャーズ』のめにあにめ的評価ポイントは以下の3つです。
- カッコイイ魅力的なキャラクターがいっぱい出てくる
- リセットできないタイムリープの緊張感は◎だが、タイムリープ自体の仕組みに納得感×
- 主人公のタケミチ君の性格が人によっては受け付けにくい
世間ではかなり流行っているこの作品。
しかし個人的にはそこまで流行る程の作品なのかな?というのが正直な評価です。
タイムリープ自体の設定は好きだし、出てくるキャラクターもカッコイイので楽しむことは出来ました。
ただ、そのタイムリープの設定や主人公のタケミチ君について引っかかる感情が湧いてしまったのが痛手でした。
東京リベンジャーズは神アニメ!という評価をするには・・・少し厳しいです。
恐らくあるであろう、東京リベンジャーズ2期ではその分期待も大きいです。
タケミチ君の覚醒やタイムリープのガバガバ設定が気にならない程の凄まじいストーリー展開。
それを見せられたら、流石の私も手のひら返しで東京リベンジャーズの信者になっているでしょう。
というかむしろ早くこのモヤモヤを解消するような手のひら返しをさせてくれ!!!!!
アニメ2期、待ってます。
こんにちは、めにー(@many_anime)です!