2021年の春アニメのダークホース。『オッドタクシー』。
とりあえず全話見ての感想を。
面白かった!!!!
とてつもなくありきたりな表現ですみません。
ゾンビランドサガ2期や東京リベンジャーズといった知名度が高いアニメの裏で、密かに話題になっていたこの作品。
まだ見て無いよ!って方は今すぐブラウザバックしてAmazonプライムで見てきてください。
それから私の感想に共感や批判などしてもらえると嬉しいです。
それではお付き合いください!
目次
オッドタクシーの感想
続きが気になるモヤモヤ伏線がいっぱい!
張り巡らされる伏線が、オッドタクシーを毎週楽しみになった要因の1つです。
メインの女子高生失踪事件についての伏線はもちろんの事、各登場人物の因縁に関する伏線も数多く存在しました。
- 女子高生失踪事件の犯人と被害者の正体
- 小戸川の押し入れに何かがいる
- 小戸川の病気について
- ditch_11の正体などなど・・・
この他にもまだまだありましたね。
オッドタクシーの評価されるべきポイントは、この伏線の張られ方と回収の仕方が非常に綺麗だった事だと思います。
あくまで日常生活の中に溶け込むような形。
話に強制的にのめりこまされる感覚が私にはありました。
アニメの考察が好きな方にとってはたまらない作品だったことは間違いないです。
OPのアニメーション映像も全話通してから見ると、伏線に対するヒントがちらほらあったりも。
OPで黒猫と遊ぶ小戸川。黒猫と言えば小戸川の押し入れにいた謎の正体です。
個性が強いキャラクター同士の関わり方が面白い
オッドタクシーは登場するキャラクターに無駄が無い所が魅力の1つだと思いました。
各個人のストーリーがしっかりと描かれていたり。
物語の大筋である女子高生失踪事件にも何かしらの形で関わっていたり。
その中でも田中とドブのサブストーリーが個人的には綺麗だったなと。
- ドブが埋めた拳銃を田中がたまたま掘り起こす。
- 最終的に田中を狂わせた人物がドブだったと判明。
- 自身の拳銃で田中に撃たれるドブ。
「因果応報」という四字熟語の例文にこれ程適したものが無いレベルです・・・w
動物+人間の世界観自体に対するトリック
見た目が動物+人間という生き物の世界観での物語というのが大前提だったオッドタクシー。
その世界観自体が引っ掛けで、病気の小戸川だけにはそう見えていただけというまさかの展開。
世界観自体をエサに使うという大胆な仕組みに見事にやられました。
いやー驚きましたねぇ・・・
そう言えば確かに小戸川が「人間」というワードをどこかで使っていた気がします。
その時はこの動物+人間が「人間」という言葉で表されていると勝手に納得していました・・・w
13話を見る前にこのトリックに気が付いた人がいたのか気になります。
しっかりと丁寧に考察をしていれば気づける伏線があったのかなぁ。
人間バージョンの白川さんカワイイ。
小戸川羨ましす。
小戸川と和田垣さくらの最終回ラストシーン
真犯人である和田垣さくら。
この人物が逮捕されず、最後の最後に小戸川のタクシーに乗り込んで本編は終了します。
続きが気になるなんてレベルじゃねぇ・・・
この後の小戸川の安否が、非常に、とても、かなり心配です。
ここまできて命を奪われるという展開は流石にやめて頂きたい・・・
幸せのボールペンの行方と合わせて最後のシーンを見ると恐ろしい事実も分かります。
(幸せのボールペンについては後ほど・・・)
和田垣が本当にヤバイやつだと。
オッドタクシーの考察
幸せのボールペンを中心としたサブストーリーは必見
本編では直接的に触れられていない幸せのボールペン。
オッドタクシーの公式Youtubeで本編が放送された後にオーディオドラマが公開されていました。
小戸川達のオマケの会話もありつつ、幸せのボールペンの行方がドラマの本編です。
アニメだけ追ってて見ていない人はとりあえず最終回後に公開されたオーディオドラマをお聞きください。
・・・どうでしょうか?
タエ子ママが和田垣さくらから危害を加えられています。
続けて「渋谷駅新南口でボールペンを持って行ったお前だよ」と脅しの一言。
これは最初っからオーディオドラマを追っていれば判明しますがキリンの長嶋くんの事です。
ここまでの内容を抑えて最終回のとあるシーンを見てみると・・・
13話の最後には和田垣さくらがそのボールペンを手にしています。
つまりは長嶋くんから奪ってきたものと考えられます・・・
和田垣さくら・・・マジでヤバすぎるこいつ。
ボールペンの時系列などはまとまり次第こちらに纏めてみたいと思います。
オッドタクシーの2期やOVAの可能性は?
小戸川と和田垣の今後がとても気になる終わり方だったオッドタクシー。
そこでやはり続編も期待できる!?思うのがファンの性。
2期やOVAといった続編はブルーレイ制作が決定+売れ行き次第で可能性は全然あるとは思います。
ただ冷静に考えると、ここからの展開を描くオッドタクシー続編は蛇足な気がします。
不気味な終わり方をしたからこその余韻がオッドタクシーという作品を彩る部分でもあるので。
まぁそれでも続編が来たら来たらで、全力で楽しもうと手のひら返しの準備だけはしておきたいと思います。
オッドタクシーの評価(めにあにめ的評価)
TwitterやYoutubeを始めとするありとあらゆる場所から「面白い」という評価がされている『オッドタクシー』。
Amazonプライムでの評価も、かなり高いです。(306件のレビューで★4.4)
放送終了後の今でも口コミでこの作品が広がりつつあり、最終的にはどこまでの話題を作ってくれるのか今後の楽しみの一つとなっています。
そんなオッドタクシーの最終評価としての点数は100点満点中・・・
90点でお願いします!
評価ポイントとしてはざっくりと以下の3点から。
- 毎話続きが楽しみになるような伏線や魅力的なストーリー。
- 芸人やラッパーといった声優では無い人のキャスティングがいい意味での斬新さに。
- Youtubeでのサブストーリーが本編を面白く補完している。
尖った部分もありながらも、王道的な面白さもある。
色んな意味で全体的なバランスが非常に良い作品でした。
2021年春アニメの覇権と言っても過言ではない、素晴らしい作品でした。
最後に公式グッズのTシャツが良かったのでオススメしておこうと思います。
かっけぇ・・・・・・・・・・・・・。
こんにちは、めにー(@many_anime)です!