【少女終末旅行】第6話感想 イシイの笑顔は絶望と仲良しの証

 

【少女終末旅行】第6話、管理人の感想&Twitterでの反応まとめです。

(ネタバレを含む内容となっているので、アニメ本編視聴済みを推奨。)

 

チトとユーリは1人の女性、イシイと出会う。

イシイは飛行機の開発を1人で行う、野心家。

彼女の飛行機で飛びたい理由。

そしてその後の結末で見せた笑顔がとても印象的な回です。

 

今回の個人的ベストシーン「満面の笑みから真顔に戻るユーリ」です。

真顔のユーリ

落差・・・w

(ピックアップシーン2より)

 

 

『少女終末旅行』第6話動画情報

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第6話 「故障技術離陸」

 スタッフ

脚本   :筆安一幸
絵コンテ :川村賢一
演出   :土屋浩幸
総作画監督:戸田麻衣
作画監督 :永吉隆志

 キャスト

チト :水瀬いのり
ユーリ:久保ユリカ
イシイ:三石琴乃

 

 

ピックアップシーン(画像)

 1:イシイとの出会い

飛行機イシイとの出会い

チトとユーリが次に発見した生き残りの人。

名前はイシイさん、女性の方です。

銃を持っているユーリの姿に目もくれず、飛行機を追いかける熱心な人。

 

 

 

 2:がっかりユーリ

ウキウキするユーリ真顔になるユーリ

「食料生産施設が・・・あったんが今はもう動いて無い」

イシイの言葉に表情を豊かに変えるユーリ。

分かりやすすぎる・・・w

 

 

 

 3:入浴シーン

お風呂に入るチトとユーリ

第2話以来にお風呂に浸かるチトとユーリ。

見えそうで見えない(T_T)

アングル、透明度に関しては文句なしなのに・・・

波が邪魔になるとは。

 

 

 

 4:自由を求めて

イシイ

「どこにも行けなければ、それこそ絶望」

イシイが飛行機を作る理由です。

現在いる都市とは違うどこかへ向かうという希望。

命ある限りその可能性に挑戦する、攻める系女子。

 

 

 

 5:飛行機づくり

飛行機を作るチトとユーリ飛行機を作るチトとイシイ

チトとユーリの車の修理と引き換えにイシイの飛行機作りを手伝う事に。

今まで1人でやってきたチトの車修理技術がここに活かされるとは。

 

 

 

 6:イモと水で乾杯

乾杯するチトとユーリとイシイ芋を食べるチトとユーリイシイ

私が見てきたアニメの中で、恐らく最も低予算な飲み会風景

イモって言っても、この形のイモはあまり親しみが無いですね。

 

 

 

 7:歴史の末端に刻む飛行

対岸の存在イシイの写真

「誰かが見ていれば、それはきっと歴史になる」

カッコイイセリフが次々に飛び出したシーン。

少女終末旅行史上、最もイケメン度が高い時間だった。

自分も何かの形で歴史に名を刻みてぇなぁ・・・

 

 

 

 8:離陸、そして墜落

飛び立つ飛行機壊れる飛行機

チトとユーリが見送る中、勇ましく飛び立つイシイ。

しかしながら現実は無情

途中で飛行機がバラバラになってしまうという・・・

夢も希望も無ぇな・・・

 

 

 

 9:絶望と笑顔

パラシュートで落下するイシイチトとユーリ

パラシュートがあって良かった・・・

命へのリスクヘッジは完璧でした。

失敗しても何故か笑っているイシイに対しユーリは

「仲良くなったのかも、絶望と」

と一言。

妙に深い言い回しをしてくるユーリには、毎回ドキッとさせられる。

 

 

 




 

感想まとめ

イシイという1人の女性の野望に立ち会ったチトとユーリ。

残念ながらその野望は打ち砕かれるという結果に。

カナザワの地図落下事件といい、厳しい世界ですね・・・w

 

ユーリが歌っていた絶望の歌やピックアップシーン9でのセリフなど。

「絶望」という言葉がフューチャーされていました。

絶望と仲良くなるといった詩人的な比喩表現。

ユーリ、言葉選びに関してだけは天才なのかもしれません。

 

肩を張って自身の野望に打ち砕かれる事で、妙にスッキリする。

絶望と仲良くか・・・

ここの意味を、あまり私は上手く捕らえられていないかもですが。

理想を追い求める事も大事ですが、今ある自分の境遇を愛することも大事。

そんなメッセージが込められていたのかもしれません。

 

(コメント欄に感想など残してくれると嬉しいです!)

 

 

 

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3件のコメント

カナザワもイシイも悲惨な結果に終わり、それでいて重荷から解放されたようなさっぱりした顔でした
なぜ作者はこうしたのかというとチトとユーリに対するメッセージではないかと思います
二人はあの車両で生き残る旅を続けていますがいずれ燃料が尽きるか車両が完全に壊れるかで旅の終わりがくるでしょう
その時も「来るべき時がきました、今までの努力は無駄になりましたがカナザワやイシイのように運命を受け入れるべきです」という意味ではないかと
本当にいい作品です 後半が楽しみです

絶望との付き合い方を登場人物から学んでいるという事ですか。
なるほど、面白い解釈ですね。
確かにチトとユーリにも絶望の瞬間が来るのは明らかで。
彼女たちがどのように行動するのか。
見たいような見たくないような・・・

同じ終末日常モノ?の「ソラノヲト」の、きっとこの世に意味はないけどだからこそ自分で勝手に見つけられて素敵云々、ってセリフを思い出した
もはや人類の希望なんて背負う必要ないし、理想に固執することすら窮屈なのか
なんだか実存的な話だったな…

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